「社会福祉の父」と呼ばれ、日本の障害福祉を切り開いた第一人者 、糸賀一雄先生は「この子らを世の光に」という言葉を遺されました。
当時、障害のある子は光の当たらぬ陰の存在のように扱われていた時代に、その子たちを「社会の光」にしようと謳ったこの言葉は、子どもたちこそ人生の大切な何かを教えてくれる存在なのだと気づかせてくれます。
私たちは、ただただ、身体の不自由な子どもたちの「笑顔」が見たくて、試行錯誤を繰り返した結果「キャスパー・アプローチ」という今までにない新しいシーティング理論を構築することができました。振り返ってみれば、それはまるで、身体の不自由な子どもたちが大切な『宝物』のありかを私たちに教えてくれたかのようでした。
この技術を教えてくれた子どもたちに恩返ししなければいけない!そんな思いから企業としての経済活動とは別に「NPO法人ポップンクラブ」を設立して、障害のある子どもたちの環境支援を広げる活動を行っています。