娘は、小学校3年生の重心児です。シュクレNextを使ってまずびっくりしたのが、座るのが嫌で嫌でしょうがなかった娘の変化です。大人2、3人がかりでどうにか無理矢理押し込んでいたのに、シュクレだと私1人でひょいっと座らせられて、その後もイヤイヤ言わずにベルトも付けさせてくれるというのが本当に驚きでした。この1年半以上、一体何だったんだろう、もっと早くにどうにかしてあげたらよかったなっていうのが、すごく自分の中でありました。
椅子に座って何かする、iPad見るとか、本を見るとかということもできるようになったっていうのが、もうすごく感動的というか・・・。とにかく椅子に座っていたらもう何もしたくない、イヤイヤが激しかったので。無理矢理にご飯を食べたり、移動する時とかに乗せるしかできなかったのが、座って何かができるというのがもう本当に驚きで、本人も楽しそうにしてくれるので、良い椅子が見つかってよかったなというのはすごく感じます。
もうすぐ3歳になる娘の母です。
元々反り返りが多い子だったんですけど、シュクレに座って力を抜くっていう練習ができたのが良かったのか、以前のような反り返りも少なくなってきたのかなっていうのは感じています。
寝たきりっていう状態なので、何をするにしても抱っこっていうのがついて回るんですけど、
シュクレに座っていろいろ私自身も行動範囲が広がったというのもよかったです。
2歳になったプラダーウィリー症候群という染色体異常がある男の子です。低緊張で発達がゆっくりです。
シュクレに出会う前は、とにかくタオルをいっぱい詰めたり、いろんな椅子を変えてみて使ってみたんですけど、どうしても座って食べるとなると低緊張の息子にとってはすごい大変な時間になってると感じていました。ところが、シュクレに座ると本人の顔が変わるというか、何だろう、すごいリラックスした顔になって、ご飯を食べるのも一気に上手になりました。
ご飯だけじゃなくて、シュクレに座ったあと、また1回降りて床で遊んだりしても、本人がすごい上手に座れるようになってるというのは、すごい感じました。
4ヶ月健診には、この子が3ヶ月のときに行ってるんですけど、「もう手合わせてるね!」ってびっくりされたりとか、ヘッドレストに頭が載せられるので首がすわってないときから180度見ることができちゃったりとかして、本当にいろんな世界を見て楽しんで、今は絵本がとっても大好きになりました。
もうこれはシュクレのおかげだなというふうに感じています。
本当にシュクレがあることで、3ヶ月ぐらいときにお絵かきやってみたりとか、いろんな普段考えられないような遊びとかもたくさん経験させてもらったので、シュクレがなかったらこういう経験を味合わせてあげることができなかったかなっていうふうに思っています。
シュクレに座ると頭と体幹が安定するので、肩の位置が下がったりして、手や足がすごいスムーズに動かせるということが見られます。
発達障害のお子さんに座ってもらうと、普段の椅子だと座れなかったりとか、なんか半分ぐらいしかお尻は座れないとか、本当に5分も座れなかったお子さんたちが、30分シュクレに座ることができたりします。もしかしたら多動って思われてたお子さんが実はちゃんと座れる、これまでの椅子が安心して座れる椅子ではなかったんじゃないか、というようなことが感じられました。
子どもから大人、子どもも乳幼児からシュクレを使ってもらって、少しでも自分の環境が「安心、安全、安定」っていうところが得られる場所が得られればいいなと思います。それが家であり、学校であり、いろんな場所で使えたら。
自分としてはチャレンジと思っています。僕は訪問看護なので、シュクレをどんどん広げ、訪問先その場その場で修正しながら、少しでも環境を整える一翼になれればいいなと思っています。
横隔膜がうまく動いていくと腹腔の中の内臓の収まりもすごく良くなっていくので、ウンチも出やすくなるんですよね。シュクレに座ってるとウンチが自分で出せるというか、浣腸しないといけないような赤ちゃんも自分で出せたりすることもよくあって、骨盤底筋のあたりの使い方が無意識に上手になるというか、リラックスすることでうまく排泄に繋がっていくのかなって思っています。
横隔膜だったり、骨盤底筋だったりのインナーマッスルをうまく使っていけるっていうことは、大腰筋とか股関節にも繋がっているような筋肉のところもうまく刺激になって使えるんだろうなって思います。体幹の軸が育ってうまく体のコントロールができるようになっていくと、次は手足が分離して次の運動に発達していくので、寝ている間とかねんねの時期っていうのが、シュクレだと育てられることがあるなって思っています。
1週間お家で試してみてくださいって貸し出した子どもさん、最初の1週間は全然合わなかったらしくてお母さんに『ちょっと合わないです』って言われたんです。合わなかったか・・・って思って1週間目、返却取りに行くのいつにしましょうかっていう連絡をしたら、『昨日今日すごくいいんです!』って言われて、じゃあちょっともう1週間延長して使ってみてくださいって伝えました。結果、2週間使って『この椅子作ります』っていう決断をされた方もいたので、その場ですぐ変わる子どもさんもいるけど、少し時間がかかっちゃう子どもさんもいる。ちょっと試してみる、しばらく使ってみるっていうのはありかなと思います。
本当に心からシュクレがいいものだと思っていて、沢山のお子さんにシュクレを導入していただいていてきました。その感想は、
1、ご飯が食べやすくなり体重が増えて、体重が増えると、基本的に発達のパフォーマンスが上がる。
2、睡眠がしっかりとれる。日常的にリラックスしたり、身体を委ねることによって深い睡眠に導ける。
3、頑張って椅子に座ることがないので、余計な力を使わないで済む。
シュクレでは、余計な力は使わずにインナーから先に使っていくので、四肢の運動がしなやかになって、余計な力を使わなくなり遊びやすくなる。腹筋、インナーマッスルがしっかり使えて、「運動発達がとても円滑」で、椅子でご飯が食べられたり、しっかり寝れたり、発達が進んでいく。本当に心からおすすめしている座位姿勢です。
何より一番なのはシュクレに座ることで呼吸が楽になることだと思います。うちの施設は医療的ケアを必要とする方が主なので、やはり呼吸の浅さとか、なかなかガス交換がうまくいかなくて眠りがちだったりとか、そういう方が非常に多いんですけど、どんどん呼吸が深くなってきて、お肌もツヤツヤしてくるし、痰の量も減ったり、ご飯も経管栄養からミキサー食に切り替えた方もいます。座るとか寝るとか、姿勢がもたらすものって、私達のメンバーさんにとって人生の中の主軸だったのに、それに気づかせてくれたすごい大事な椅子だと思っています。
シュクレNに座らせると、体の緊張が緩んで、とても穏やかに過ごせます。まず子どもの顔がリラックスしてくると、お母さんたちの表情も穏やかになってきて、育児をしようっていう気力がことさらにアップするというところがありました。
寝たままで上を向いて天井ばかり向いている子がシュクレに座った時「こんな視野もあるんだ」と、すごく目を輝かせることも多いです。
別に私から聞いたわけじゃなくてお子さんの方から「ね、工藤さんあの椅子座ったらすごく楽だったよ」とか「だから1日頑張れたんだよ」っていうことを、子どもたちから聞くことって、いまだかつてなかったんですね。
僕はもう子どもにとって、子どもの成長にとってものすごくいい影響を与える椅子だなっていうふうに、今回使わせてもらってすごく感じている部分です。